本学科は五専、二技、四技の三つの専攻課程で構成されており、五専は高専部に、二技と四技は大学部に配属されています。それぞれの教学目標は以下の通りです。
1)五専
学科設立当時(1980)の方針に従い、日本語、英語、ビジネス科目という三分野一体の教育を実施し、これらの過程を通して優秀なビジネス人材を育成することを目的としています。
カリキュラムは台湾文部省で定められた基礎課程を学ぶほかに、専門科目、理論、実習を含めて卒業するために必要な最低限の履修単位は合計246単位となります。
2)二技と四技
日本語とビジネスに必要な技能を学ぶ過程において、職業倫理を養い、上級レベルの日本語能力を持ったビジネス人材を育成することを教育目標に掲げています。二技と四技に入学した学生は、高専(五専)または高校の時すでに日本語の基本能力を身につけているため、日本語の四技能「会話」「聴解」「読解」「作文」及び「翻訳」能力をさらに向上させ、また同時に、ビジネス(商学)、日本文化(日本学)、日本語教育などの専門課程と、英語や情報処理に関する授業などを履修することによって、語学知識やそれを生かした専門知識の習得が可能となるようにカリキュラムの配慮がなされています。
卒業単位については二技が最低78単位、四技は146単位となっています。なお、詳細につきましては課程計画をご参照ください。